レッスンを始める前にzoomのオーディオ設定
音楽系のお教室を開いている先生が、Zoomを使ってオンラインレッスンするときに注意すべきことがあります。
Zoomはもともとテレビ会議システムのため、音に関しての情報伝達能力に限界があると言うことです。
生徒さんのネット環境によっては音がひずんだり途切れたりするので、リアルでこそわかる些細な指導ポイントも聞き漏らしたりする可能性があります。
それは先生が指導する音の違いも、生徒さんのネット環境によって上手く伝わらなかったりするので難しいところです。
Zoomの設定によっては改善できるところがあるので、先生も生徒さんもあらかじめ設定しておくように心がけましょう。

Zoomミーティング画面の左下にある「ミュート」の右にある三角をクリックして、表示されたメニューの一番下にある「オーディオ設定」をクリックします。

つぎに「マイク」の項目にある、①「自動で音量を調整」にチェックが入っているので、クリックして外してください。
そして画面下にある、「詳細」をクリックします。

表示画面の最上部にある、「ミーティング内オプションをマイクから”オリジナルサウンドを有効化”に表示」にチェックを入れます。
それが住みましたら、④「連続的な背景雑音の抑制」を「無効化」し、⑤「断続的な背景雑音の抑制」も「無効化」に変えます。
これでお互いに楽器の音の伝わり方が変わりますので、ぜひレッスンを始める前に設定を行っておきましょう。
復習用のレッスン動画を教材として準備する
zoomオンラインレッスンは使用しているマイクの性能と、ネット回線の環境に音の品質は大きく左右されます。
設定によって可能な限り改善は目指すものの、生徒さん側に高性能なマイクを準備させたり、良いネット環境を求めたりすることはさすがにできません。
そこでお勧めするのは何度でも繰り返して学習できる、先生の動画レクチャーをスクール形式にして配信することです。
Youtube動画を限定公開にしてスクール形式にすることは可能ですが、限定公開のアドレスが生徒以外の友だちに共有されてしまうというリスクも潜みます。
専用のオンラインスクールをレッスンとは別に構築することで、新しい生徒さんが入る度に何度も基本を教える手間が省けます。
こうして個別のオンラインレッスンに充てる時間をたっぷり確保できるようになり、新規生徒さんの募集枠を広げてこれまで限界と諦めていた売上げを大きくすることができます。
また収録済みの動画を活用したウェビナーを活用すると、集客までもが自動化されて生徒さんで賑わう教室を維持できるようになります。
オンラインが発達したアメリカでは、「エバーグリーンローンチ」と呼ばれる最新のマーケティング手法になります。
新型コロナ問題によってビジネスのオンライン化が始まった日本では、これまで手付かずだった教育市場に急速に広がっていくことでしょう。
今はzoomオンラインレッスンで何とかしのげてますが、すぐにでも生徒さんのZoomレッスンの不満が生まれていきます。
すると同じオンラインレッスンを受けるのなら、技術向上が期待できる先生は誰かと先生の比較が始まるのです。
オンラインですから近所の先生でなくても、遠方の有名な先生にだって受講できる世界に変わります。
そう考えると怖いですね、下克上が始まるのがオンラインの世界です。
先生の価値を正しく伝えるためには、zoomオンラインレッスンだけに頼っていてはダメです。
この先どうしたらよいか心配でしたら、次の無料ウェビナーに参加してオンラインスクール構築法を学んでください。
